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T.

まめ知識 Part3「やまのべ偉人伝心(安達峰一郎編) 」

 

                              著者:山辺ふるさと資料館長 佐藤継雄

1.

見直されだした安達峰一郎博士の真価

2.

腕白でガキ大将ではあったが誰よりも努力家だった安達峰一郎

3.

東子明先生に学び11歳で山野辺学校教員を拝命した安達峰一郎

4.

三島県令の関山新道事件を契機に法学を志すようになった安達峰一郎

5.

半年で教員助手を辞任し法律を学びはじめた安達峰一郎

6.

山形師範学校中学科廃校で東京遊学を決意した安達峰一郎

7.

明治政府の学制改革に翻弄された安達峰一郎の学校生活

8.

安達峰一郎を国際法研究に向かわせたノルマントン号事件

9.

帝大生の身でフランス語翻訳や通訳をしていた安達峰一郎

10.

安達峰一郎の帝大卒業半年前の安達家相続と札幌転籍

11.

帝国大学卒業2週間後に高沢鏡子と結婚した安達峰一郎

12.

安達峰一郎の外務省任用とイタリア公使館勤務

13.

スペインとの不平等条約改正にこぎつけた外交官安達峰一郎の力量

14.

日露講和会議での大活躍で博士号を授与された安達峰一郎

15.

日仏通商航海条約を改正し革命最中のメキシコに赴任した安達峰一郎

16. 「戦後の世界平和構築案」立案の使命を帯びたベルギー公使赴任
   
U.

まめ知識 Part2

 

安達峰一郎と世界平和への道  (執筆:澤田裕治/編集:安達尚宏)

1.

はじめに

2. 今なぜ安達峰一郎研究が必要か
3. 日本を取り巻く東アジアの政治構造に変化のきざし
4. 安達峰一郎研究は時代の要請
5. 近代日本の国際法観念と安達峰一郎の理念
6. 同じ帝国主義時代に生きた福沢諭吉と安達峰一郎
7. 2つの国際法観念の類型(A型、B型)を設定
8. B型の国際法観念を保持した明治政権の指導者たち
9. 安達峰一郎はA型に依拠
10. 安達峰一郎の世界平和の組織化への胎動
11. 戦争の違法化と不戦条約
12. 安達峰一郎に対する評価(その1)
13. 安達峰一郎に対する評価(その2)
14. 安達峰一郎に対する評価(その3)
   
 

☆「峰一郎 穂積陳重の法学通論を受講する」

 

☆「安達峰一郎の似顔絵」

 

☆「ハンガリー・チェコスロバキア混合仲裁裁判所判決の上訴事件」

 

 

V.

安達峰一郎研究最前線   著者 安達尚宏

 安達博士の甥にあたる故今井達雄氏が「ハーグにささぐ」と題し、昭和 41年4月から
2ヶ月間、安達博士とその周囲の人々について山形新聞に連載した。今井氏は博士の妹の嫡男という関係から、学生時代、東京の博士宅で、従兄弟たちと寝起きを共にした経験を持っている。執筆に際しては、その記憶をたどり、博士の弟妹や親戚を訪ね歩き、綿密に調査して書き上げているので、安達博士研究にとって亦とない貴重な資料となっている。しかし、たった一人での取材調査ゆえの限界と思われるが、博士の人生の重要な個所で幾つかの事実誤認があるようで、この場を借りて正しておきたい。

1.

 安達がメキシコで罹った病気は「重い肝臓障害」

2.

 「安達に死を覚悟させた風土病の原因はゲリラの列車襲撃事件」


3.

                                                ニューヨーク
 「病み上がりの安達、メキシコからの帰途 NYで検査入院」

4.

 「安達が“志ヲ書シテ清鑑ヲ仰グ”を書いたのは明治22年秋」

5.

 「今井達夫氏のその他の事実誤認(その1)」

6.

 「今井達夫氏のその他の誤記(その2)」

7.

 「今井達夫氏のその他の誤記(その3)」

8.

 「安達が上京に先立ち仙台の宮城浩蔵宅に寄寓」は事実無根

9.

 「峰一郎の生誕地は羽前国村山郡高楯村」

10.

 「訂正しておきたいその他の誤記」

 

 

W.

まめ知識 Part1 著者 鈴木 勝氏(東京在住 安達峰一郎博士研究家) 

 執筆者の鈴木勝氏は東京在住の安達峰一郎博士研究家である。山形市に生まれ、東京の会社で活躍する中、同郷の 不世出の偉人・安達峰一郎の存在を知り、帰省の度に山辺の安達峰一郎生家を訪ねるなど、熱心に資料を収集し、 その分析・研究に没頭された。   ここに掲載した43項目に及ぶ「まめ知識」は、平成15年7月から同19年2月まで、安達峰一郎記念対賢堂 (山辺北部公民館)が月1回発行する“公民館だより”に連載し、安達峰一郎のふるさと山辺町の人々から好評を 得て読まれたものである。

1. 「 関山新道越え  
2. 「 鰯小船の寄港地
3. 「 峰一郎 宮城浩蔵の私邸に立つ
4. 「 峰一郎と三遊亭円朝 」
5. 「 パテルノストロと峰一郎の出会い 」
6. 「 学園祭の演説会に政府高官の極秘視察 」 
7. 「 峰一郎の理論形成の師(寿庵と海舟) 」 
8. 「 国会開設と峰一郎の役割 」 
9. 「 峰一郎と鏡子 華燭の典を挙げる 」 
10. 「 恩師・宮城浩蔵先生の逝去に峰一郎 涙す 」 
11. 「 書記生・安達峰一郎 イタリアへ赴任 」 
12. 「 恩師・パテルノストロ先生との再会 」 
13. 「 安達峰一郎代理公使の誕生 」 
14. 「 スペイン国との条約改正交渉 」 
15. 「 パリ万国博覧会の事務次官を拝命 」
16. 「 峰一郎 東京高等商業学校の教壇に立つ 」
17. 「 日露講和会議・峰一郎秘中の策 」
18. 「 アメリカの国防計画と峰一郎の危惧 」
19. 「 日露講和会議に関係する出来事 」
20. 「 峰一郎・帰国後の外務省官僚足跡 」
21. 「 法学博士 安達峰一郎誕生する 」
22. 「 アメリカの世界戦略と日本外交 」
23. 「 第2回ハーグ平和会議の視点と日本側委員 」
24. 「 皇太子教育掛り 葉山御用邸に出張 」
25. 「 日仏通商航海条約改定後の顛末 」
26. 「 峰一郎 混迷するメキシコの公使を拝命 」
27. 「 安達公使のメキシコ着任と軍艦派遣要請 」
28. 「 安達公使のメキシコ在留邦人救出と後日談 」
29. 「 ロシア政府の悩みと本野在ロ大使からの書簡 」
30. 「 第四次日露協約調印とその顛末 」
31. 「 両親との別れと決死のベルギー赴任 」
32. 「 安達の信任状奉呈とポンテュとの出会い 」
33. 「 安達公使着任一年目の現地視察 」
34. 「 パリー講和会議での日本外交団 」
35. 「 国際司法裁判所の創設と諮問委員会委員 」
36. 「 安達家に生涯を捧げた松本トミさん 」
37. 「 ロダン・高村光太郎・峰一郎の関係 」
38. 「 在ベルギー大使館の昇格問題顛末記 」
39. 「 国際交通会議の副議長に選ばれる 」
40. 「 皇太子裕仁殿下の欧州外遊 」
41. 「 皇太子裕仁殿下のベルギー訪問@ 」
42. 「 皇太子裕仁殿下のベルギー訪問A 」
43. 「 皇太子裕仁殿下のベルギー訪問B 」
 

安達峰一郎博士生家 & 顕彰会          
(山辺町教育委員会社会教育係)        
TEL.023-667-1115 FAX.023-667-1116